市立看護短大は存続を 1万3000人超の署名提出
門川大作京都市長が市立看護短大を廃止し、佛教大学に統合する方針を発表した問題で、同短大の卒業生でつくる「あかね同窓会」有志らは21日、同短大の存続と4年制化を求める署名1万3156人分を門川市長あてに提出しました。
署名に取り組んだのは、「京都市立看護短期大学の存続と、4年制化を求めるあかね同窓会会員有志の会」で、署名提出は3回目です。
同会メンバーらは提出時に、「学生や保護者への説明会は一部の人にしかできていない。同窓会への説明会もなく、勝手に進めていくやり方は許せない。もっと関係者の意見を聞いてほしい」「なぜ私立大学に統合するのか分からない。文科省へ要請に行った時も、京都市のやり方について文科省職員から不思議がられた」など、一方的な廃止をやめるように訴えました。
保健医療課の担当課長が対応し、「現在、同窓会への説明会を検討している」と答えましたが、学生や保護者に改めて説明会を開く予定はないと述べました。