平和への思い熱唱
「09 ミュージック・ピース・フェスin伏見」が19日、京都市伏見呉竹文化センター・ホールで開催され、450を超える人たちが参加しました。長年開催されてきた「伏見平和まつり」を昨年、発展的に継承して新たに伏見地区労・新婦人・原水協などで実行委員会を結成して行われた祭典で、スタッフから出演者まですべてがボランティアです。
同フェスには22グループ・個人がミュージカル、朗読、民踊踊り、詩吟、楽器演奏、ギターやピアノ弾き語り、ハワイアン舞踊、吹奏楽など日頃の成果を披露しました。昨年は17組でした。演奏時間も昼時の2時から夜の9時までの長丁場になりましたが、スタッフも最後まで疲れも見せず頑張りました。
実行委員長で伏見地区労議長の板東さんは「私たち実行委員会一同、参加していただいたみなさん方と一緒に音楽を通じて『平和・ピース』への思いを共感できるにふさわしい祭典となるよう願ってやみません」とあいさつ。また出演者も「こんな素晴らしい舞台をつくっていただきほんとにありがとうございます。大好きな音楽、これからも頑張っていきます」と舞台から感想を述べ会場からは暖かい大きな拍手が送られていました。
出演者のジャンルもさまざま。一場面一場面で変化があって長時間にもかかわらず大いに楽しめ満喫できたようです。
企画・運営事務局の香川裕一さん(地区労事務局長)は「不況で厳しい年末にもかかわらず昨年より倍する出演者もあって嬉しいです。こういう時勢だからこそ、励みになりホットする取り組みが必要ですね」と笑顔で語っていました。(仲野良典)