門ゆうすけさんを語る(1) 行動力と誠意ある医師
私は選挙でだれかを応援をすることは積極的ではないのですが、門ゆうすけさんには何としても知事になってもらいたいと、立候補表明時から応援させていただいています。
私たちが水俣病京都訴訟をたたかっていた1987年、門さんに神経内科の専門医として訴訟に協力してもらうように要請しました。門さんは、新婚旅行から帰ってきたその日に快く了承してくれました。
その後すぐに熊本県水俣市へ行って現地で診察してもらったり、夜遅い弁護団会議に参加してもらうなど、無理なお願いも引き受けてくれました。また、民医連の病院内で会議をさせてもらうこともありましたし、門さんが綾部市に住んでおられる時には、京都まで来てもらったり、綾部市で会議をすることもありました。
水俣病訴訟のための検診なので、患者さん1人につき2、3日かかります。忙しい日常業務の間に何十人も検診していただき、96年の原告全員救済に至ることができました。門さんはすごく行動力があり、誠意を持っておられる素晴らしい医師です。
私は、生活保護問題を中心に貧困問題に取り組んでいますが、中でも社会保障・医療の問題は深刻です。
医師不足や地域医療の崩壊、高すぎて払えない国保料、国保証を取り上げられて病院に行けない人など、深刻な問題が府内各地で起こっています。
門さんはそういった実態をよく知り、変えていこうと行動されています。門さんなら、今の社会保障の問題を改善し、本当に苦しんでいる方を救う政治に変えることができると信じています。
水俣病京都訴訟弁護団 尾藤廣喜弁護士