20091223-02.jpg 京都に住む被爆者を励ます「クリスマス平和パーティー」(同実行委員会主催)が23日、京都市中京区のラボール京都で開かれ、110人の被爆者とその家族、スタッフら200人が参加しました。来年5月にニューヨークで行われる核不拡散条約(NPT)再検討会議を成功させて核兵器廃絶を実現させようと誓い合いました。
 同会議に参加する京都代表のメンバー6人が、「初めはオバマ米大統領の核兵器廃絶に向けた演説に耳を疑ったが、現実のものになっていると実感している。一緒にがんばろう」「大勢の人が賛同してくれた署名と核兵器廃絶の思いをニューヨークに届けます」とあいさつしました。
 子どもたちによる合唱や花笠音頭が披露され、サンタクロースの親子が被爆者にクリスマスプレゼントを贈りました。
 広島で被爆した稲垣ミチエさん(84)は、「毎年パーティーを楽しみにしています。核兵器も戦争も悲しい、なくなってほしい」と力強く語りました。
 日本共産党のこくた恵二衆院議員、井上さとし参院議員、成宮まり子参院京都選挙区予定候補のメッセージが紹介されました。