第2次世界大戦中の大江山ニッケル鉱山(与謝野町)での中国人強制連行・労働に対する損害賠償訴訟の10年を記念して、中国人戦争被害者の要求を支える会京都支部は23日、「中国強制連行 大江山訴訟の10年」を出版しました。
同訴訟は中国人の元労働者と強制労働によって死亡した中国人の遺族らが、日本政府と強制労働させた日本治金工業に謝罪と損害賠償を求めているもの。同書では原告の劉宗根さんら6人による当時の様子や強制連行の実態を明らかにした裁判記録などが掲載されています。
1000円(税込)。問い合わせ先はTEL/FAX075・642・3152(中国人戦争被害者の要求を支える会京都支部)。