府南部医療費署名 やましろ健康医療生協は15日、府に子どもの医療費無料化と高齢者の医療費軽減を求める署名運動を府南部地域で広げようと、宇治市の近鉄大久保駅前で宣伝を行いました。「どの地域でも安心して医療を受けられるように」と呼びかけ、1時間で署名50人分を集めました。
 宣伝に参加した日本共産党の浜田よしゆき6区代表は子どもの医療費について、宇治市では小学校卒業まで入院が無料だが、一方で城陽市は中学校卒業まで無料であると紹介し、「住んでいる場所によって医療に差が出てよいのか。府内全域で安心して医療が受けられるように、府が制度として小学校卒業まで無料にし、各自治体が追加で扶助できるようにすべき。マニフェストで子どもと高齢者の医療費無料化を訴える門さんの勝利で実現させよう」と訴えました。
 署名した男性(85)は、「お年寄りも子どもも元気が一番。安心して医療を受けられるようにしてほしい」と話していました。また、宇治市在住の女性(37)は、「6歳と3歳の子どもがいて、今後の医療費負担が心配。無料化を広げてほしい」と話していました。