京田辺市議団議会報告 日本共産党京田辺市議団(塩貝建夫団長、4人)は20日、同市内で議会報告懇談会を開催しました。
 水野恭子議員が議会報告を行い、市民の運動と結んだ日本共産党の議会論戦で、子どもの医療費助成の拡充が一歩前進したことや5000人以上の署名が寄せられた小学校給食調理の民間委託中止を求める請願の審議の内容など活発な討論内容を紹介しました。
 前窪義由紀府議が府政報告し、今春に知事選挙があるにもかかわらず、現職知事が未だに出馬表明できないなど府民との矛盾が広がる一方、住宅耐震改修助成制度で前進面が生まれるなど、府民の運動が府政を動かしていると指摘しました。とりわけトステム綾部工場の閉鎖をめぐって、現地で労働組合結成で闘いが前進し、日本共産党もトステム本社へ要請行動を行うなどで、府の姿勢を変えさせつつあることを述べました。
 参加者との懇談では、「近所の保育所に遠方から子どもを預けに来ている人がいる。保育所が不足しているのではないか」、「府営団地のエレベーター設置は、全部の棟に付けると聞いていたが最近になって府がそうはならないと言い出したと聞いたがどうなっているのか」、「65歳以上の医療費を1割負担にする府のマル老を利用しているが、利用者証が半年ごとの更新になった。これから先、制度がどうなるかわからないということらしいがぜひ続けてほしい」、「地方税機構が動き出した。強引な差し押さえを許さない取り組みが大事」などの声が出されました。(青木こうじろう)