後期高齢者医療制度は廃止を! 京都年金者組合
年金者組合京都府本部は18日午後、京都四条河原町で「後期高齢者医療制度即廃止」と「みんなのあんしん医療」署名に取り組み、約40人が参加しました。
京都府本部の吉田靖書記長がマイクを握って「昨年夏の総選挙で後期高齢者医療制度即廃止と言って大躍進して民主党中心の政権になったが、新たな地域単位での医療制度が出来るまで先送りすると言って大事な約束を違えた」と厳しく糾弾し、「すべての人が必要な医療を安心して受けられるように、差別的な後期高齢者医療制度は直ちに廃止すべき」と訴えました。また、今井康雄委員長は「後期高齢者医療制度廃止どころか、この4月から保険料は大幅に引き上げられる。高齢者だからと差別し、しかも保険料を年金から天引きもしている最悪の制度はすぐ廃止しなければならない」と廃止署名を訴えました。
高島屋前の歩道両サイドに横断幕や幟を掲げ、チラシ配布や署名を訴える高齢者約40人が並んでの元気いっぱいの訴えに、道行く人たちの多くがチラシを受け取り、署名に応じていました。上京区在住の女性は、「今の民主党政府はあやふやだし危なっかしい。京都でも今の山田知事さんはあきませんね、私は昔、蜷川さんを応援してたんですよ。今度は新しい門さんかな? 沖縄の基地も撤去してほしい。あまりにもひどすぎる」と話しながら署名に応じていました。(仲野良典)