みんなの力集めてNPTへ 右京区の青年
「右京区からNPT再検討会議に青年を送る会」は21日、京都市右京区のうずまさ健康ホールで『核兵器をなくす最大の切札!!NPT再検討会議に迫る!!』と題した学習会を行い、約30人が参加しました。
講師は望田幸男・同志社大学名誉教授で、NPTの歴史や核廃絶への運動の在り方などを詳しく説明しました。望田氏は「大きな世論で政府、自治体、住民が連動しなければ核廃絶は実現しない。この三本柱を意識した運動を」と提起。会場からは活発に質問や意見が飛び交いました。
また、右京から青年代表として派遣されることが決まっている寺島久司さんが、「核廃絶は、全世界の願いです。みんなの力を集めて、ニューヨークへ持っていきたい」と、NPTに向けて勉強してきた英語も交えて決意を語りました。
会場ではニューヨークへ行けない人の思いも届けたいと、自分の顔写真にNPTへの思いを書く「顔写真署名」も集められました。(塚田藍)