実態無視した労働者派遣法改正ストップを 京都総評青年部ら
京都総評の青年部・女性部・パート・非常勤ネットは25日、中京区のラボール京都で『青年・女性・パートの“10春闘”2・25学習と音楽の夕べ』を行ない、60人以上が参加しました。
第1部の学習会では、中村和雄弁護士が「今こそ、貧困の解消、格差是正、ワーキングプアの一掃を!」と題して講演。労働相談事例を紹介しながら、非正規雇用で働いている労働者が、自民・公明政治の中でいかに差別的に扱われ、今の民主党政権でも全く実態を無視して労働者派遣法が”改正”されようとしていることなどを、海外と比べながら解説。「憲法で守られている労働組合が先頭に立って、たたかって勝ち取っていくことが大切だ」と述べました。中でも韓国では、現にたたかって改善され始めている報告は、参加者を勇気づけました。
第2部では、おやじバンド”コマサク”によるコンサートで、米軍基地を題材としたタイムリーな歌や、子育てに奮闘する父親の歌などを披露しました。(N)