20100305-02.jpg 戦前、日本の侵略戦争と治安維持法に反対した労農党の代議士で、右翼に暗殺された山本宣治(山宣)の命日にあたる5日、「第81回山宣墓前祭」(同実行委員会主催)が開かれ、250人が参加しました。
 小松直人実行委員長が献花の後、あいさつし、自公政権への厳しい審判が下り民主党政権が誕生したが、国民を分断した労働法制や社会保障の切り捨てなどはいまだ改善されていないと批判。「今年の春闘と府知事選、参院選のたたかいで労働者の人権を守る社会を勝ち取りたい」と述べました。
 日本共産党京都府委員会の浜田よしゆき国政委員長代理、治安維持法犠牲者国家賠償要求同盟京都府本部の岡本康会長、日本民主青年同盟京都府委員会の加藤伸太郎委員長、やましろ健康医療生協の佐藤京子理事長が弔辞を読みました。
 浜田氏は、NHKの番組で治安維持法によって弾圧され死亡した小林多喜二の特集が報道されたことを取り上げ、「山宣が命をかけて訴えた人間の尊厳を守るたたかいは、今でも私たちを励まし続けている。参院選で成宮まり子、府知事選で門ゆうすけの両候補の勝利で、山宣が目指した『いのちを守る』政治を実現したい」と述べました。
 門ゆうすけ府知事候補からメッセージが寄せられ、紹介されました。