城南職業訓練センターは廃止? 共産党が調査
日本共産党の成宮まり子参院京都選挙区候補、浜田よしゆき衆院6区候補らは16日、宇治市の城南職業訓練センターを訪問し、近藤和幸事務局長から同センター廃止の動きが出されていることについて聞き取り調査しました。自公政権時代の昨年3月には、一定の基準にみたない職業訓練センターについては見直しを行う、としていたものを、民主党政権になって、昨年12月25日には、全国に83ある職業訓練センターを廃止するという方針が出され、大問題になっているものです。
近藤事務局長は、「昨年12月に廃止の通達が届くまで、事前にはまったく聞かされていなかった」「新聞報道を見た利用者の方からは、『なくなるんですか?』と心配の声が寄せられている」などと、話しました。
深刻な経済危機が続き、失業者が増えているもとで、ますます必要な職業訓練センターを、「事業仕分け」の名のもとに切り捨てるやり方について、成宮候補は、「日本共産党として、国が責任をもって支援を継続するように求めるとともに、京都府や宇治市にも、存続に向けて努力するよう、働きかけていきたい」と述べました。同党の前窪義由紀府議、桝井義行府会事務局次長、川原宇治市議も同行しました。(H)