南禅寺
臨済宗の南禅寺派大本山の南禅寺(左京区)。1291年(正応4年)の大明国師無関普門規庵禅師が当山開山につき創建された禅寺です。創建当時は広大な境内を誇っていましたが、幾たびかの戦乱で荒廃しました。その後、豊臣、徳川の世になって復興されました。
桜は五右衛門伝説で有名な重要文化財の山門近くや法堂付近にあり、綺麗な薄いピンクの花を添えています。山門に入る手前にも見事な枝垂桜が花を開かせています。
広い境内には、国宝の大方丈(御所清涼殿を移築)や小方丈(伏見桃山城書院を移築)、勅使門、小堀遠州の庭園などがあり、全国から観光客が訪れています。(仲野良典)
「身はとめつ心は送る山桜 風のたよりに思ひおこせよ」(安法法師)
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桜スポットDATA
- 住所:京都市左京区南禅寺福地町86
TEL075・771・0365 - 交通:市バス「南禅寺・永観堂道」下車徒歩8分、または地下鉄東西線「蹴上」下車徒歩10分
- 拝観時間:08:40~17:00
- 拝観料:方丈庭園:一般500円、高校生400円、小中学生300円。三門:一般500円、高校生400円、小中学生300円。南禅院:一般300円、高校生250円、小中学生150円。
- 開花状況:
- 品種:ソメイヨシノ、ヤマザクラ ほか
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