山田候補、さらなる“痛み”押しつけ主張 構造改革路線推進を表明
構造改革路線の転換か継続かが問われている京都府知事選で、官僚出身の山田啓二候補は25日の第一声で「徹底した行財政改革をすすめていく」などと述べ、引き続き構造改革路線を推進する姿勢を鮮明にしました。国による貧困と格差の痛みをそのまま府民に押し付ける官僚候補ぶりを示したものです。
山田候補は小泉・自民党政治が推進した「構造改革」路線について「強いものが勝つ。これは非常に成功した」と賛美してきました。自身の2期8年の府政運営も、市町村合併を押し付け、洛東病院を廃止し、振興局や保健所の統廃合などを押し進めてきました。第一声では、府民を苦しめてきたことへの反省はなく、「希望の京都をつくる」と連呼するのみでした。(た)