鴨川堤、五条大橋から七条まで

　鴨川（賀茂川）の左岸（東側）の堤防上や河川敷の歩道には、桜並木があります。とくに上賀茂神社から府立植物園、下鴨神社・出町柳付近、三条大橋から四条大橋、五条大橋から七条大橋界隈はすでに満開です。堤防上や河川敷の歩道は車に気遣いすることなくゆったり散策出来る絶好のコースです。

　写真は五条大橋から正面橋、七条大橋までの約1.1キロメートルの川端通りの歩道と河川敷歩道の満開を迎えた桜並木です。この区間の桜はほとんどが枝垂桜で、堤防上から河川敷歩道に満開の花をつけた長い枝が垂れ下がっています。

　また、足下にはユキヤナギ（コゴメバナ、コゴメザクラとも言う）が白雪の小花をいっぱい咲かせ、中国原産の黄金色の花満開のモクセイ科レンギョウ（別名レンギョウウツギ）も華やかさを添えています。

　29日は雪が降って、真冬に逆戻りですが、大勢の観光客や地元の人たちが桜を愛で、川面の小魚を狙っているシラサギや飛び交うハトたちを観ながらの散策を楽しんでいました。（仲野良典）

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桜スポットＤＡＴＡ

• 住所：京都市東山区
• 交通：京阪本線「五条」下車
• 開花状況：
• 品種：ソメイヨシノ、シダレザクラ　ほか