市立看護短大生の声を受け止めて学生募集再開を
「京都市立看護短期大学の存続を求める学生の会」は30日、同会に寄せられた学生募集再開を求める学生のメールをまとめて、京都市に提出しました。
19日の京都市議会で同短大廃止条例案が否決され、同短大の佛教大学看護科への統合方針が、いったんとんざしました。しかし、市は、昨年4月から停止していた学生募集を再開せず、廃止条例案を再提出するとされています。
こうした事態を受け、「学生の会」は21日から、学生募集再開を求める学生の声を市長に知らせようと、市長あてのメッセージをメールで募集してきました。
メールには、「否決された今でも、学校を潰しにかかるなんて、これ以上私たちを振り回さないで下さい」「否決されているのに、すぐに新入生を募集しない理由が分からない、納得できません」「もっと学生の声を聞いてください」などとの意見が書かれていました。
「学生の会」代表の松本ひろかさんは、「短期間に多くの学生から、メールが送られてきた。学生の声を市長は真剣に受け止めてほしい。引き続きメッセージを集め、学生募集再開をかちとりたい」と話しています。