長岡天満宮
平安時代前期に活躍した菅原道真(845~903)を祀る神社は上京区の北野天満宮をはじめ、大阪北区の天満宮や左遷された福岡県太宰府市など全国各地にあります。ほとんどの神社に道真が好んだ梅苑がありますが、今日では桜もたくさん植えられて憩いの場にもなっています。
長岡京市の天満宮は道真が太宰府に左遷され、旅立ちの折に立ち寄り、かつて在原業平らと遊んだ名残を惜しんだといわれています。本殿に到る参道両側には大きな八条池があり、満開の桜のトンネルが池に浮かんでいます。池には回廊式の水上橋(総檜づくり)、丸い石橋、出島などがよく整備されており、地元の老若男女、かわいい子ども達の散策場所になっており、春の暖かい日差しをいっぱい受けて楽しんでいます。
桜は染井吉野が大半で、本殿手前の境内には濃ピンク色の枝垂れ桜もあり、赤提灯とともに溶け込んでいます。(仲野良典)
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桜スポットDATA
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- 住所:京都府長岡京市天神2-15-13
TEL075・951・1025 - 交通:阪急京都線「長岡天神」から徒歩10分
- 拝観時間:09:00~18:00
- 拝観料:境内自由
- 開花状況:
- 品種:ソメイヨシノ、シダレザクラ
- 長岡天満宮 ホームページ