米軍基地の無条件撤退を 伏見でも沖縄に連帯行動
京都革新懇と伏見革新懇は25日、伏見区の東大手筋で沖縄県民大会に連帯する宣伝行動を行いました。約20人が、腕に黄色の腕章をつけ、大きな横断幕、ハンドマイクやチラシなどで訴え、米軍基地の即全面返還署名をよびかけました。
京都革新懇の谷内口浩二代表世話人(元京都総評事務局長)、同代表世話人の新谷一男・京教組副委員長、日本共産党の成宮まり子参院京都選挙区候補、伏見革新懇の藤忠人代表世話人(京建労伏見支部長)、呉屋宏沖縄県人会常任理事らが、沖縄県民の苦悩や米軍基地の不当性、横暴さ、そして昨年の総選挙での「即撤退」を訴えた民主党の動揺を厳しく糾弾しました。
成宮さんは「沖縄の米軍普天間基地は住宅など街のど真ん中にあって、住民の頭上を軍用機が日常的に飛び回っています。爆音。そして墜落もしました。こんな基地の即時無条件返還は当然ではありませんか。無条件撤去で交渉することです。軍事同盟も基地もない日本を実現するために成宮まり子はみなさんとともに全力を尽くします。沖縄大集会は黄色いリボンで呼びかけています。黄色は希望のシンボル、私も黄色のブレザーを着て沖縄の人たちと連帯してアピールしています。どうか署名にご協力下さい」と力強く訴えました。
各弁士の訴えに立ち止まって聴き入る人もあり、通りがかった男性は「米軍基地問題はとても難しい問題。しかし、沖縄の米軍基地はあかん」と述べ、また別の青年は「沖縄の米軍基地はいらない。日本に基地はいらないと思う。憲法9条があるんだから」と話します。
最後に沖縄の楽器サンシン奏者の大城敏信さんによる「安里屋ユンタ」が演奏され、道行く人の心に響かせました。(仲野良典)