新美公募展 今年で44回目となる京都の民主的美術団体「新美」の公募展が京都市左京区の京都市美術館で開催されています。2日まで。
  政府に対して普天間基地移設問題の解決や後期高齢者医療制度の廃止を求める書、新美会員が2月に行った「沖縄ピースツアー」で訪れた平和祈念館や米軍基地の写真、参加者の感想などからなるパネル展示をはじめ、絵画、彫刻、油絵、版画、写真、盆栽など400点以上が展示されています。
 魔よけとして京都の町家の屋根に飾る鐘馗(しょうき・彫刻)を出展した木曽節子さんは、「他人と競う評価や審査がないのでプロやアマチュアを問わず、個人の自由な感性が生き生きと展示されているところが魅力。自然体の中でうまれた作品ばかり。ぜひ多くの人に見に来てほしい」と話しています。(森)