水族館整備構想検討委員会 オリックス不動産が京都市下京区の梅小路公園に水族館を設置するため、市長に公園施設設置許可申請(23日)したことを受けて、住民団体は30日、市から計画の諮問を受けた「京都水族館(仮称)整備構想検討委員会」の森本幸裕委員長に、「許可審査にあたって、委員が個別に意見を述べるのではなく、正式に検討委員会を開催するよう求める」要望書を提出しました。
 要望書を提出したのは、水族館建設に反対する、地元住民らによる「下京梅小路パークプロジェクト」と市民団体「梅小路公園に水族館はいらない”市民ネットワーク”」。
今回の要望書は、同不動産の申請を受けた市が、同検討委員会を開催せず個別に委員を交えて、計画の適否を審査するとされていることから行ったもの。
 要望書では、(1)検討委員会を開催し、十分議論を尽くしたうえで、意見を述べること(2)同委員会を公開するとともに、委員が述べた意見は市民に公表すること(3)同委員会の意見が提出される前に、要望書に対する同委員会の見解を書面で示すことーなどを求めています。
 この日、2つの住民団体のメンバー6人は、同要望書を市にも提出し、公開で検討委員会を開くなど、許可にあたっては議論をつくすよう求めました