京都府立植物園のバラが満開
左京区賀茂川沿いにある府立植物園では、洋風庭園のバラと東側の畑の芍薬が満開です。どちらも、赤、黄、紫、白、ピンク色が冴え、大輪の花を咲かせています。
洋風庭園には、日本で品種改良されたバラもあればイギリス、オランダ、アメリカやドイツなど約10カ国から移植された200品種2000株のバラが、一面に咲いています。赤色といっても濃淡や深い浅いとさまざまです。花笠や花房(日本)、プスタやプロミネット(ドイツ)、ヴォーダやキャセール(アメリカ)、タマンゴ(フランス)、ロブ・ロイ(イギリス)をはじめ、低い棚には150ほどの赤い花をつけているドイツのムンスターなど目を見はる赤もあります。
写真は21日で、久しぶりの好天に恵まれ、大勢の人がバラをカメラに納めていました。「このオレンジ色、ほんときれい」「何とも言えないね。この深い赤」とため息があちこちで聞かれました。(仲野良典)