大企業、アメリカにもの言える共産党を 城陽市で市田氏訴え
参院選勝利へ日本共産党京都府委員会は23日、城陽市の文化パルク城陽で市田忠義書記局長・参院議員を迎えた演説会を開き、1000人が参加。市田氏は、「大企業やアメリカにきっぱりもの言える共産党の勝利を」と訴えました。
市田氏は、働く人の収入が昨年と比べ10兆円下がったことを紹介し、暮らしがよくならない原因は使い捨て雇用と中小企業いじめだと指摘。「大企業が『派遣切り』や下請け叩きでもうけた内部留保を社会に還元させるため、最低賃金1000円以上や労働者派遣法の抜本改正などの施策が必要。民主党など、企業献金を受け取っている政党にはできない。草の根でがんばる共産党を伸ばしてほしい」と訴えました。
また、同党の志位和夫委員長がNPT(核不拡散条約)再検討会議に参加し、米国務省日本部長に核兵器廃絶と沖縄・普天間基地の撤去を求めたことを紹介。米側が、「見解は違うが率直に国民の声を聞かせてもらってよかった」と発言したことを紹介し、「アメリカにもきっぱりもの言う共産党を伸ばすことが、国民の願いを実現する。参院選で今度こそ勝利しよう」と呼びかけました。
成宮まり子参院選京都選挙区候補は、子どもの医療費無料化や労働者派遣法の抜本改正を訴え、「命と暮らし、平和を守る議席を必ず勝ちとりたい」と決意を述べました。