市立看護短大廃止可決に抗議 卒業生ら宣伝
京都市議会5月定例最終本会議(28日)で市立看護短期大学の廃止条例案が可決されたことに抗議し、同短大卒業生らが31日、京都市役所前で宣伝を行いました。
同廃止条例案は2月議会で否決。2カ月後の5月定例会に無修正で提案され、日本共産党と一部自民の反対を押し切り、民主・都みらい、公明、自民の一部の賛成で可決されたものです。
卒業生らはマイクを握り、「市長が突然、短大の廃止方針を発表して以来、1年間粘り強く運動してきた。否決された条例をわずか2カ月余りで可決するなど、本当に許せない」と廃止条例案可決に抗議し、「私たちは、短大の在校生らを激励しするため、これからも続けていきたい」と訴えました。
宣伝には、京都市職労組合員らも参加しました。