府・市議団学費問題アンケート 日本共産党京都府議団と同京都市議団は4日、学費・奨学金問題の実態アンケート調査を開始しました。同日朝、京都市右京区の阪急西院駅前で返信用封筒の付いたアンケート用紙を配布しました。
 アンケートは、高い学費で生活を切り詰めたり、進学をあきらめる学生が多く生まれていることを受け、実態を調査し、安心して学校に通える社会を目指すものです。アンケートでは、授業料や授業料以外の負担額、学費・奨学金での困りごとなどについて質問しています。
 この日は、両議員団の議員や事務局員ら約10人が「学費の実態調査を行っています」「安心して学べる学費に変えていきましょう」と声をかけながら用紙を配布しました。
 ハンドマイクで訴えた光永敦彦府議は、「たくんさんの学生や保護者の方が高い学費に苦しんでおられます。学費が高すぎて学ぶ権利が奪われてはなりません。誰もがお金の心配をせずに学校に行けるよう、私立高校の無償化制度や奨学金を拡充し、大学の学費の減免制度を広げていきましょう」と訴えました。