平和・文化・スポーツ創造に翔ばたく立命館人 京都市北区の立命館大学国際平和ミュージアムで、「平和・文化・スポーツ創造に翔ばたく立命館人」と題したパネル展示が開かれています。12日まで。
 今年、学園創立110周年を迎えた立命館大学が開催する「ホームカミングデー」(6日)の記念事業で、同大学出身の国会議員や地方自治体首長、スポーツ選手、芸能文化人として活動している校友を紹介するパネルを展示しています。
 5日、日本共産党のこくた恵二衆院議員が会場を訪れ展示を見学しました。同大学出身の現職国会議員のパネルが11枚展示されていますが、民主党が一番多くて8人、日本共産党からは穀田議員と市田忠義書記局長・参議院議員の2人、自民党が1人です。同大学出身者だけに限定すれば、日本共産党は第2党ということになります。
 穀田議員は同大学・文学部を1969年に、市田書記局長は1967年に法学部をそれぞれ卒業しています。
 同会場では期間中、戦没学生の手記『きけ わだつみのこえ』の元になった、戦没学生の手記の現物が展示されています。山梨県にある“わだつみ平和文庫”の所蔵品で、当時の検閲の痕跡などが生々しい貴重な資料となっており必見です。(小林孝宏)