ボール投票、普天間政府案に「反対」多数
日本共産党の成宮まり子参院京都選挙区候補は5日、同党の浜田よしゆき参院比例代表候補らとともに京都市下京区の四条大宮交差点で、「米軍・普天間基地は無条件撤去させましょう。日本共産党はアメリカにきっぱりとモノを言います」と訴えました。同時に、同基地の県内移設を計画する政府案に対して、市民に賛否を問うボール投票を呼びかけました。
成宮候補は「政府の県内・辺野古への基地移設について『反対』か『賛成』か、ボール投票をやっています。気軽に答えてください」と、街行く人に駆け寄り、投票を呼びかけました。
市内の男子大学生は、「鳩山首相は選挙前に県外移設と言っていたのに、県内に変えるのはおかしい」と「反対」へ投票。初めは「賛成」に投票した女子児童は、引き返してきて「反対」に投票し、「戦争は絶対にイヤ。危険な基地はどこにあってもイヤだと思う」と述べました。30人以上と対話し、「賛成」2に対し、「反対」が30以上を占め、県内・辺野古への移設にノーの声が圧倒的でした。
成宮候補は、沖縄を訪問して普天間基地包囲行動などに参加してきた体験を紹介し、「現場へ行き、世界一危険な基地であることを実感しました。こんな危険な基地は日本のどこにもいりません。私たちは普天間基地の無条件撤去を求めています。アメリカと大企業にキッパリとモノを言う日本共産党を躍進させ、京都で勝ち抜きたい」と訴えました。
浜田候補は、「普天間基地問題や『政治とカネ』の問題で、国民の失望と怒りを受け、鳩山首相が退陣しました。政治を変えたいという国民の願いにこたえるためにも、日本共産党を躍進させ、政治を変えましょう」と訴えました。