財界・大企業、アメリカにモノ言える共産党の躍進を 府立学校退職教職員後援会
京都府立学校退職教職員日本共産党後援会は13日、京都市左京区の京都教文センターで2010年度総会を開き、24日公示の参院選で「財界・大企業、アメリカにはっきりモノが言える日本共産党の躍進へ全力を尽くそう」との決意を固め合いました。
開会あいさつで黒住嘉輝会長は、「昨年政権が変わってなんとかましになるかなと思っていたら、政権を投げ出す体たらくな政権でした。日本の政治を変える大事な選挙で日本共産党と成宮まり子さんが勝利するよう頑張りたい」と決意を述べました。
府立学校現職後援会会長から連帯のあいさつの後、日本共産党参院比例代表の浜田良之候補が決意を表明。浜田候補は、鳩山首相が「最低でも県外移転」と言ってきた沖縄基地問題、後期高齢者医療制度廃止など自ら公約を破り、「国民が私の言うことに耳を傾けなくなった」と言って辞任したことについて、「鳩山首相が国民の言うことに耳を傾けなかったからではありませんか」と厳しく批判しました。最近の川柳100選から「ゼネコン(小沢幹事長のこと)もマザコン(鳩山首相のこと)も不明瞭なまま」を紹介し、政治と金の問題でも絶対許せないと糾弾。そして、日本共産党だけが財界やアメリカにはっきりとものが言える政党であり、目前の参議院選挙での躍進をどうしても勝ち取りたいと訴えました。
総会では09年度の活動・会計報告や10年度方針案などを満場一致で確認。決議で「今回の鳩山首相から菅新政権誕生で高い支持率を示しているのは『民主党には失望したが、さりとて自民党には戻りたくない』という国民感情を反映したものであり、自分たちの要求を託せる政党はどこかという模索の段階である」として、「『アメリカにはっきりものが言える共産党』の姿を広めていく活動」の目標が提起され、承認しました。
第2部の交流懇親会では、同後援会会員の写真や絵画、版画などの作品が展示され、中でも新美「沖縄平和旅行」の記録パネルの報告は圧巻でした。同会員で京都民報通信員でもある仲野良典氏の京都民報WEBでの最近3年間約600報の分厚い綴りも関心を集めていました。
また、宮崎県都城出身の会員からは口蹄疫惨禍の酪農家への支援カンパが訴えられました。最後に懐かしい「沖縄を返せ」を一同輪になって元気に合唱しました。(N)