参院選で消費税増税ストップを 京都府北部で宣伝
消費税廃止京都各界連絡会は21日、京都府北部で「参院選挙で消費税増税ストップ、くらしにかかる消費税減税宣伝強化週間」のキャラバン宣伝を行いました。「消費税をなくす京都の会」の木下和子代表世話人など3人が宣伝カーで各地を回り、地域の連絡会の皆さんと宣伝をしました。
宣伝は、綾部市西町商店街、福知山市スーパー西山荒河店、京丹後市スーパーマイン峰山店前、宮津市ミップル前で行いました。
西町商店街では松江宣明綾部民主商工会長が、「21年間納め続けた消費税が大企業の法人税減税に消えてしまっている。消費税が増税されれば、今でも苦しい中小業者はやっていけない」と訴えました。
福知山市のスーパー西山荒河店前では荻野寿晃福知山民主商工会長が、「民主党は4年間消費税を上げない、議論もしないという公約を破って、消費税を上げようとしている。財界などの身勝手な要求に従うもので、多くの政党が消費税増税と法人税減税で一致している。消費税増税をキッパリと反対しているのは日本共産党だけ」と参議院選挙で消費税増税に反対している政党を選ぼうと呼びかけました。
スーパーマイン峰山店前では丹後民主商工会長の源進一さんが、「京丹後市では平均年収が190万円余り。消費が落ち込んで営業も生活もたいへんな状況になっている。これ以上の増税は許せない。大企業や資産家の優遇を止めれば財源はできる。払う力のある人が税の負担をすることが大切」と訴えました。
ミップル前では、与謝民主商工会会員らが訴えました。和田裕之与謝民主商工会長(野田川町議)は、「消費税増税に反対しているのは日本共産党だけ。参議院選挙では共産党を大きくして、消費税増税を止めましょう」、与謝民商会員の浅田俊剛さんと宇都宮直さんが、「1年間に3万人もが生活苦で自殺するような社会は早く変えなければならない。政府にとって国民がバカな方がありがたい。納税者として、もっと賢くなりましょう。参議院選挙で、消費税増税に反対している政党を選びましょう」と呼びかけました。
宣伝入りポケットティッシュを受け取った買い物の女性2人はエプロンの「なくそう消費税」の文字を見て「消費税をなくそう。ええなあ。消費税はなくそうよ」と話していました。(調子恵美子)