年金者組合大会 全日本年金者組合京都府本部(今井康雄委員長)は30日、京都市上京区の社会福祉会館で第22回定期大会を開き、後期高齢者医療制度の即時廃止や最低保証年金制度の創設、消費税増税反対、高齢者の要求を実現する参院選勝利―などを柱にした2010年度活動方針を採択しました。
 今井委員長はあいさつで、民主党が社会保障の財源のために消費税を10%に増税するとしているが、本当の目的は法人税減税の穴埋めのためだと指摘。「消費税増税を阻止し、一刻も早く後期高齢者医療制度の廃止や消えた年金の解決をさせるため、政治に私たちの要求を上げていこう」と呼びかけました。
 日本共産党の成宮まり子参院京都選挙区候補、穀田恵二衆院議員、井上哲士参院議員のメッセージが紹介され、蔵田共子京都市議が来賓あいさつを行いました。
 選出された役員は次の通りです。
 ▽委員長=今井康雄▽副委員長=尾崎要、長田豊、木下圈一、小島淳子、小林長俊、山崎彰▽書記長=吉田靖▽書記次長=倉田伴子、須藤篤、中松清(いずれも再)。