消費税増税+法人税減税=ギリシャのようになる 京で市田書記局長が批判
参院選の前半戦最終日となった1日、日本共産党の市田忠義書記局長・比例代表候補が京都入りし、成宮まり子京都選挙区候補、浜田よしゆき比例代表候補とともに宇治市内などで訴え。この中で、最大の争点に浮上している消費税10%増税問題について、「菅首相は『このままでは(財政が破たんした)ギリシャのようになる』と国民を脅して消費税増税を押しつけようとしているが、ギリシャが財政破たんしたのはこの10年間に法人税を40%から24%にまで引き下げ、一方で消費税を引き上げたから。ギリシャのようにしようとしているのが菅首相だ」と痛烈に批判しました。聴衆は「それはひどい」「けしからん」と口ぐちに怒りの声を上げました。
この日夕、宇治市のJR宇治駅で演説した市田氏は、民主・自民両党などが消費税10%増税の大合唱をしていることについて、増税分は大企業減税で消えてしまうことを指摘。消費税増税なしで社会保障と暮らしの財源をつくる同党の政策(〔1〕軍事費5兆円にメスを入れムダ遣いを徹底的になくす〔2〕大企業・大金持ち減税の見直し)を詳しく紹介し、「こんな暮らしが大変な時に消費税増税は許せないという人は、立場の違いを超えて日本共産党と成宮まり子さんに託していただきたい」と訴えました。
成宮候補は「増税を主張する人たちに京都の議席を独占させるわけにはいきません。増税を許さない議席、どうか私を国会に送り出してください。6年の任期中、体を張って増税を阻止します。大変な激戦、成宮まり子が激しく追い上げています。どうか成宮まり子を押し上げてください」と力を込めました。