府女性後援会 日本共産党の府女性後援会は4日、スーパー前など京都市内8カ所で街頭演説を行い、消費税増税ノー、保育制度改悪ストップの願いを託せる日本共産党と成宮まり子京都選挙区候補の必勝を訴えました。
 左京区岩倉のスーパー前では、京都生協パート労組の小寺美智子委員長と4歳の子どもを持つ姫野美佐子さんがマイクを握りました。京都パート非常勤ネットの代表世話人も務める小寺氏は、職場ではアルバイト、派遣社員、契約社員など3人に1人がパート労働者だと述べ「不安定な働き方のためどの家も家計は大変です。消費税10%で年間34万円の負担増、これはパート収入の3カ月分です。不況と言われる時にますます買い控えが進むでしょう。増税でなく、家計を温めることこそ必要です。大企業に応分の税金を払ってもらい、正社員として働ける職場作りこそ政治の仕事ではありませんか。この仕事ができるのは日本共産党しかありません」と訴えました。
 姫野さんは政府・民主党が計画している「子ども、子育て新システムの基本制度案要綱」で幼稚園と保育所が一元化され、経営者と親がサービスを個別契約するという国の責任を放棄した政策を批判。「子育てが商品やサービス対象とされるのはおかしい。2013年から実施と急ピッチで進められていることも納得できない。成宮まり子さんは小学生を持つお母さんです。国会へ行って保育制度改悪をストップさせてほしい」と話しました。
 元参院議員の西山とき子さんが成宮候補がホームレス支援をしてきたことや沖縄の米軍基地撤去を求めて連帯行動を行ってきたことなどを紹介。「大企業に堂々と派遣中止を申し入れ、沖縄でも米軍基地前でヒューマンチェーンに参加する、この勇気ある政治家を国会で活躍させてほしい」と力を込めました。