高台寺・七夕会 東山区の高台寺は、北政所(ねね)が亡くなった豊臣秀吉の菩提を弔うため、1606年(慶長11年)に創設した寺院で、現在は臨済宗建仁寺派に属しています。高台寺では、11年前から清水小学校や市内21の保育園や幼稚園の子どもたちが書いた短冊や全国各地から集めた短冊を高台寺の裏山から切り出した高さ5メートルもある大きな竹に吊す七夕会(たなばたえ)が取り組まれるようになりました。
 短冊には「スーパーレンジャー、けいさつかん、でんしゃのうんてしゅさんになれますように」「アンパンマンにあえまっすように」など子どもたちの願いから「家族みんなが元気に明るくくらせますように」、「STOP地球温暖化」や「内定いただけますように。就活がんばるゾ!」、「目標の大学に合格しますように」など切実な願いの短冊約1万枚が星形の色紙とともに吊るされました。(仲野良典)