1票、2票もうひとまわり支持広げて 市田書記局長訴え
参議院選挙の投票日(11日)まであと2日なった9日、日本共産党の市田忠義書記局長・比例代表候補は京都、宇治、京田辺の3カ所で「一票を争う大接戦。比例で日本共産党の5議席絶対確保と成宮候補の勝利を」と訴えました。
京都市伏見区の大手筋で市田氏は、大争点になっている消費税増税について、「日本共産党以外の党は増税の大合唱」と指摘し、「増税は、財政再建や社会保障充実のためでなく、法人税減税の穴埋めが目的。5兆円の軍事費の削減や大企業や大資産家の優遇税制にメスを入れれば、増税しなくても、財源は確保できる。日本共産党を伸ばして、消費税増税をストップさせよう」と訴えました。
その上で、市田氏は3議席にとどまった前回参院選(2007年)で、各党支部があと50票ずつ増やせば、5議席獲得できたと述べ、「激しく追い上げている比例選挙で、党員と後援会員370万人があと、1、2票、消費税増税ストップを願う人たちに支持を広げてほしい。日本共産党を押し上げ、成宮候補も勝利させてほしい」と訴えました。
成宮候補は、「民主党、自民党も消費税増税勢力。京都の2議席を増税勢力に独占させるわけにはいかない。大激戦の京都選挙区で、消費税増税ストップの議席をみなさんの力で獲得させてほしい」と訴えました。