養正九条の会 養正九条の会は24日、第2回総会を開催しました。35人が参加しました。若井修代表世話人のあいさつに続き、2人が戦争体験を語りました。
 高松茂さんは15歳で兵役に付き南方にかり出された後、玉砕。帰国するまでジャングル暮らしでほとんどの仲間が栄養失調で死亡した痛苦の体験を話しました。
 廣部栄一さんは、すでに北満開拓の責任者として派遣されていた父のもとに1945年に行き、敗戦後、ロシア軍に捕えられ、シベリアの収容所を次々と移されたつらい思い出を語りました。参加者は、「戦争の恐ろしさを身にしみて実感した。二度と戦争を起こしてはならない」との認識を深めました。
 総会では、1年間の活動報告と今後の取り組みを報告。会計報告・予算案・会計監査報告・新役員選出を満場一致で採択しました。新役員を代表して、吉田努代表世話人が挨拶しました。
 
 養正九条の会は、昨年7月18日に、同学区17町内中12町内の個人の呼びかけと2団体で結成。学区内の「グレースたなか」のスーパー前で、毎月第1土曜日にハンドマイク宣伝・署名・オリジナルティシュ(「養正九条の会」名入りと裏面には憲法九条の条文を印刷したもの)を配布し、継続は力なりと頑張っています。(山中勇次)