1500キロ分の28キロで反核訴え快走 京都のランナーら70人
被爆65年を記念して、東京から広島を経て、9日の長崎の原水爆禁止世界大会をめざす「1500キロ反核平和マラソン」(新日本スポーツ連盟主催)が7月27日にスタート。1、2の両日には、新スポ連京都府連盟のランナーが、京都市山科区のJR山科駅から京都市役所を経て、八幡市までの京都コース約28キロを走り、猛暑のなか市民に核廃絶をアピールしました。
「スポーツは平和とともに」を合言葉に、82年にスタートした「反核平和マラソン」は、核兵器廃絶を訴える取組みとして毎年、都道府県単位で開催されています。1500キロマラソンは5年ぶり3回目です。
京都コースには2日間で、のべ70人のランナーやサポートスタッフが参加しました。同府連盟の冨田良一副理事長は、「会員以外の参加もあり、被爆65年にふさわしい走りをすることができた」と言います。
初参加した武谷夏実さん(33)=京都市=は、「家から出てきてガンバレと声をかける人や、手を振って激励するドライバーも大勢いて感激です。ランナーと市民が反核、平和のエールを交換できてよかったです」と話していました。