松尾9条の会(京都市西京区)は1日、結成5周年記念の「歌と講演の集い」を開催しました。広島県呉市出身で山科区在住の宮久保満昭氏が、「ぼくの戦争体験と憲法9条」と題して講演しました。
宮久保氏は1945年春から夏にかけておこった、次兄の戦死や空襲、広島の原爆投下などの出来事を語り、「戦後憲法を学び、次世代に9条の精神を引き継いでもらいたいと思う。そのためにも私の戦争体験を語り、戦争の悲惨さを訴えていきたい」と述べました。
米・ニューヨークの「NPT再検討会議への要請行動」に参加した小寺正道氏の報告やひまわり合唱団のうたごえ披露などが行われました。(山田喜彦)