キバナコスモス 京都市の桂川の西大橋から松尾橋間の右岸にあるサイクリングロード添い約1キロにわたってキバナコスモスの花が群生して咲いています(写真=背景の山は愛宕山)。
 キバナコスモス(黄花秋桜:Cosmos sulphureusギリシャ語=コスモスは飾り、美しいの意味で、スルフレイウスは硫黄色の意)は、キク科コスモス属の一年草。原産地はメキシコで日本には大正時代の始めに輸入されたと言われ、現在では広く園芸品種の一つとして栽培されています。
 痩せた土壌でも育つので、逸出して野生化しており、桂川の土手や河川敷などにも見られるようになりました。園芸品種で市場に出回っているのは八重咲きです。花言葉は野生美。
 今年の桂川での最盛期は9月上旬頃と予想されます。(仲野良典)