軍事費減らせば財源つくれる 消費税なくす会が宣伝
消費税廃止京都各界連絡会は24日、中京区のJR二条駅前で定例宣伝を行いました。中京民主商工会や「消費税をなくす会」から6人が参加。買い物客や通行人たちに、宣伝入りのポケットティッシュやリーフレットを配り、「消費税増税反対」を訴えました。
木下和子・「消費税をなくす京都の会」代表世話人は、菅内閣が参議院選挙での国民の審判を無視し、「社会保障の財源に」と消費税の増税に向けた議論を始めようとしていることを批判し、「日本経団連は消費税増税と法人税の減税を政府に強く求めています。政府は社会保障のためと言いますが、不況で失業者があふれています。ヨーロッパでは、消費税率が高いといわれていますが、医療費も教育費もタダ、食料品など生活必需品には消費税がかけられていません。来年は府会議員や市会議員を選ぶ選挙があります。消費税に反対する人を選んで、消費税増税計画を止めましょう」と呼びかけました。
通りかかった人たちが「消費税にかわる財源はどうするの?」などと質問。それに答えて、「無駄な公共事業をやめることや、軍事費を減らせば財源ができる」ことを話すなど、対話が弾みました。(調子恵美子)