韓国「併合」100年を考える
韓国「併合」100年を考える府市民のつどい(韓国「併合」100年を考える会主催)が3日、京都市下京区のひと・まち交流館で開かれ、約160人が参加しました。
第1部は、金一志韓国伝統芸術院による韓国舞踊で、金一志さんの創作舞踊と学院生による群舞で幕を開けました。第2部は、京都府立大学名誉教授の井口和起さんが「韓国『併合』100年を検証する」と題して講演。井口氏は、明治時代の「征韓論」から、いま日本で起きている沖縄・安保などの問題まで、16ページのレジメを準備し、1時間半にわたって熱弁しました。
開会挨拶を大橋満(主催者代表・日朝協会代表理事)、閉会挨拶を望田幸男(非核の政府を求める京都の会常任世話人代表)が行いました。
参加者からは「貴重な舞踊と講演でした。身近な人から青年たちとも一緒に学び考えたい」「明治時代の朝鮮観にさかのぼった話が聞けて、これまでの歴史の見方がすっきりしてよかった」「戦後65年を経てなお朝鮮半島が日本の生命線とする思想が脈々と生きていることに唖然とする思いですが、私たちの課題ですね」などの感想が寄せられました。
終了後の懇親会にも雨の中24人が参加し、盛り上がりました。(福谷忠行)