20101011-03.jpg 秋季京都府高校野球大会で優勝した塔南高の応援スタンドでは、そろいの黒Tシャツ姿の生徒、OB、父母など約100人が熱いまなざしを向けていました。冒頭からチームカラーの青いメガホンをたたきヒートアップ。昨年の甲子園出場校龍谷大平安を倒しての決勝進出だけに優勝への期待が高まりますが、相手は今年甲子園出場校京都外大西だけに不安が入り交じります。スタンドの不安を吹き飛ばしたのは4回の先制点。五番笠選手のタイムリーベースの快音とともに「ヤッター」の声。ハイタッチをしたり、抱き合う人の姿が見られました。5回満塁チャンス。駒月選手の2ベースヒットで走者一掃。観客からは「よっしゃー、決まったー」「これでイケるぞー!」などと大歓声があがりました。
 OBの一人は、「自分たちが勝てなかった強豪校を倒し、優勝してくれて光栄に思います。一戦、一戦これからも戦って甲子園に行って欲しい」と語っていました。(川西聡太郎)