消費税をなくそうという候補者を選ぼう 消費税廃止京都各界連
消費税廃止京都各界連絡会と下京連絡会は25日、下京区の京都タワーホテル前で宣伝をしました。新町企業組合や、亀岡民商、消費税をなくす会から15人が参加、ハッピやピンクのエプロン姿で、近隣で働く人たちや観光客に宣伝入りポケットティッシュを配り、にぎやかに宣伝を繰り広げました。
全京都企業組合連合会の大島喜好会長が「政府は消費税の増税と法人税の減税を、セットで行おうとしている。今のように不況の時に消費税を上げるのは、さらに景気を悪くする。とんでもないことだ」と批判し、「税金は公平でなければならない。そのためには、納税できる力のあるところが、しっかり払うことが大切」と訴えました。
木下和子・消費税をなくす京都の会代表世話人は、「消費税は社会保障のためといわれてきたが、医療も年金もどんどん悪くなり、社会保障に使われていないことは明らか。日本経団連は、消費税の増税と法人税の減税を要求し、税率を10%に上げるように言っている。国民は、自民党政治はもういやだと民主党に政権をとらせたが、民主党政権も消費税増税の議論を始めている。来年はいっせい地方選挙の年。消費税をなくそうという候補者を議員に選びましょう」と呼びかけました。
雨の中、道を行く人たちは、次々とポケットティッシュを受け取り、宣伝カーの前に立ち止まって訴えを聞く人もいました。(丹野多恵幸)