構造改革路線を撤回し、京都市民の暮らし守る予算に 共産党市議団
日本共産党京都市議団(山中渡団長、19人)は29日、「2011年度京都市予算編成に対する要求書」を門川市長に提出しました。申し入れには、山中団長、倉林明子幹事長、くらた共子、玉本なるみの4議員が参加し、星川茂一副市長、西村隆総合企画局長らが応対しました。
申し入れにあたり、党議員団は「国に対して構造改革・規制緩和路線の撤回を求め、市民の福祉とくらしを守る施策を」と要求し、重点要求項目45項目、分野別要求項目249項からなる 「予算要求書」を手渡しました。
「重点要求項目」では、市民に負担増を押し付ける「京都未来まちづくりプラン」の撤回、京都高速道路の3路線計画の中止などのムダ使いの中止、市民の意見を十分に反映した民主的な市政運営を行なうよう求めています。
「分野別の要求」では、地方自治破壊を進める「地域主権改革」の撤回や自治体への財源拡充を国に求めるとともに、住民運動の前進やたたかいの到達点を反映・網羅し、福祉・医療・教育の充実や、中小企業や伝統産業の支援策など、切実な市民要求の実現を求めています。