威圧的な軍事パレード 福知山市で陸自
10月30日に、陸上自衛隊福知山駐屯地(京都府福知山市)創立60周年記念行事の一環として、福知山市の市街地で「市中パレード」と称した軍事パレードがおこなわれました。「市中パレード」では、福知山市中心地にある広小路商店街で、音楽隊が陸軍分列行進曲など戦前から使用されている軍歌を演奏する中、軽装甲機動車や偵察警戒車、武装した隊員らが行進しました。
谷垣禎一自民党総裁や同党の西田昌司参院議員など改憲派議員も参加し、警備の武装隊員が道路のいたるところに配置されるなど、非常に威圧的なものでした。
市街地での軍事パレードは、島根県出雲市や長崎県佐世保市、青森県弘前市などでおこなわれており、福知山市の「市中パレード」は、1992年におこなわれてから、毎年開催されています。これらの軍事パレードに関しては、各地で市民団体などから抗議の声があがっています。(椥原正)