京都勧修寺の紅葉 西暦900年に醍醐天皇により創建された1000年以上の歴史をもつ寺社です。庭園の中央に配された「氷室の池」に浮かぶ蓮の花で有名ですが、落ち着いて紅葉を楽しむことのできる穴場でもあります。
 宸殿や書院のまわりを囲む紅葉は全体として赤く染まり、見ごろ。葉の一枚一枚が美しく押し花にしたいほどです。黄色や橙、赤紫などの葉もあり、自然が織り成す豊かな色彩には驚かされます。
 庭園には珍しい木や建物も並びます。書院前に海原のように一面に葉を広げる樹齢750年の偃柏槇(ハイビャクシン)や、親・子・孫、三代が並ぶ梅の古木、水戸黄門から寄進されたユニークな形の灯篭などもあわせて楽しみたいところです。
 平安時代には池に張った氷を宮中に献上し、その氷の厚さで五穀豊穣を祈ったという歴史を持つ京都でも屈指の古池、「氷室の池」には鯉や亀、鴨など多くの生物が生息しています。自由に入ることのできる芝生でのんびりと眺めてみてはいかがでしょうか。

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京都勧修寺の紅葉
京都勧修寺の紅葉
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京都勧修寺の紅葉
紅葉スポットDATA

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  • 住所:京都市山科区勧修寺仁王堂町27-6 TEL075・571・0048
  • 交通:地下鉄東西線「小野」下車西へ徒歩6分
  • 拝観時間:9:00~16:00
  • 拝観料:一般400円、中学生以下200円
  • 紅葉状況:
  • 紅葉樹:カエデ、サクラ、ウルシ、アセビ