法然院Honen-in Temple

　哲学の道から少し山の手へ上ります。参道には竹林が並び、茅ぶきの屋根を持つ山門が印象的な寺社です。
　全体の色づきは７分から８分ほど。茅の緑に橙や黄色の紅葉が華を添えています。真紅の葉が山門を包むのは少し先のようです。
　山門をくぐると両側には白砂壇（びゃくさだん）と呼ばれる砂の芸術があります。砂壇は水の流れを表し、すなわち２つの砂壇の間を通ることは心身を清めることを意味します。和尚さんが描く紅葉の砂絵に心がホッと和みました。