共産党提案の議員報酬削減に自民、公明、民主否定的
日本共産党京都市議団(山中渡団長、19人)が議会改革の一環として提案している、議員報酬を3割削減する条例改正案が24日、同市議会の議会運営委員会で審議されました。日本共産党が「議員、議会も聖域なく身を削ることが必要」と主張したのに対して、自民、民主、公明の与党会派は、「議会や議員のあり方が問われている」としながらも、「3割削減は納得できない」「3割削減は一足とびではないか」など、否定的意見が相次ぎました。
日本共産党の井坂博文議員が提案説明を行い、「市民の暮らしを守り、期待に応えるためにも、さらに踏み込んだ議会改革が必要だ」と訴えました。
これに対して、与党議員は、「ローンや議員の生活もある。議員報酬は既に5%カットしている」「議員の身分にかかわることは、理事懇談会で調整してきた。なぜ、賛否が問われる条例提案なのか」などの発言に終始しました。