真鍋前町長ねぎらう 10月17日行われた乙訓郡大山崎町長選で、再選を逃がした真鍋宗平・前町長の退庁式が3日、同町の役場前で退庁式が行われ、町民や町職員ら200人が集まり、真鍋氏を見送りました。
 真鍋氏は、府内一高い府営水問題について、4年間奮闘してきた経過を報告。「公約の実現に尽力したが、府営水値下げには至らなかった。しかし、住民の値下げの願いは京都府も動かした。きっと実現する」と述べました。
 職員や住民らが花束を贈り「ありがとうございました」「お疲れ様でした」と声をかけました。
 また、この日夜、同町のふるさとセンターで真鍋町長の1期4年間を讃え労う集いが開かれ、130人が参加しました。
 日本共産党京都府委員会から渡辺和俊委員長が参加し、「小さな町が府に声を上げたために、府下の自治体に過大な水道料金を値下げしてほしいという世論が広がった業績は大きい」と述べ、同党の井上哲士参院議員が「公約を守りぬくべく奮闘する姿は、今の公約裏切りの民主党政権と対照的。住民の信頼を得る政治家の鑑だ」と評しました。