来春の向日市長選に、さくらだ忠衛氏 「市民の会」が擁立
任期満了に伴って行われる来春の向日市長選挙(2011年04月17日告示、同24日投票)に、日本共産党も参加する「新しい民主市政をつくる市民の会」(「市民の会」、望田幸男代表)は11日、同会代表委員のさくらだ(櫻田)忠衛=ただえ=氏(62)を擁立すると発表しました。同市内で行われた記者会見で、さくらだ氏は出馬表明し、決意を述べました。
さくらだ氏は、同「会」からの要請に応えてという一文を配布し、そのなかで現市政の大企業優先の市政運営を批判。「平和と人権を守り、市民生活と文化の充実をはかる。憲法を暮らしの中に生かす向日市をめざしたい」と明言。会見でも「弱者の目線に立った、みんなが笑って暮らせる町を市民と協力してつくりあげたい」と決意を述べました。
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さくらだ忠衛氏の略歴は次の通り。
1948年12月北海道生まれ。立命館大学卒業後、京都大学経済学部助手を経て、同大学大学院経済学研究科講師。1972年より向日市在住。京都大学職員組合副委員長、京都左京地区労働組合協議会議長、向日市保育所保護者会連合会会長などを歴任。現在、向日市9条の会世話人、JR向日町橋上化を考える会代表、乙訓医療生協理事。