亀岡市議選5議席確保必ず 共産党が街頭で訴え
来年1月23日投票で行われる亀岡市議選(定数26)に向けて、日本共産党亀岡市議団(立花たけ子団長、5人)は19日、JR亀岡駅前で街頭から5議席確保を訴えました。同党の吉井英勝衆院議員が応援に駆けつけ、「国民の立場で本当に政治の中身を変えようと地域再生に奮闘する共産党議員の全員勝利を」と訴えました。
吉井議員は、民主党政権が進めるTPP(環太平洋戦略的経済連携協定)参加について、関税が撤廃されることでアメリカなどの穀物が安く輸入され、日本の農業がつぶされると指摘。さらに工業分野でも、日本の大企業は、部品製造の下請け先を中小企業から海外に切り替えようとしているとのべ、「アメリカや日本の一部の大企業のために農家や中小企業を犠牲にするのが魂胆で、自民党時代から準備されていたもの。自民党ができなかった悪政を進めている」と批判しました。
その上で、亀岡市の発展のために本当に国民の立場で政治を変える仕事が必要とし、「地域に根ざして地域再生をめざす仕事が住民の立場の政治の仕事。この中身は日本共産党亀岡市議団が訴えていることと同じ。ぜひ5人全員勝利を」と訴えました。
5人の市議は、17日の市議会本会議で子どもの医療費無料化を小学校卒業まで拡充するよう求めた請願を可決させたことや、今年4月から中小業者の仕事おこしに小規模修繕工事登録者制度を発足させた成果をアピール。さらに、国保料の引き上げを市民の運動と共同してストップさせたことなどを報告し、「市政を変えた画期的な4年間は、共産党議員団だけが市民の願いを取り上げて論戦する中で実現してきた。この変化をさらに前へ進めるため、5議席の絶対確保を」と訴えました。