消費税廃止京都各界連絡会宣伝 消費税廃止京都各界連絡会は21日、「仕舞い弘法」でにぎわう東寺東門前(南区)で、宣伝・署名行動を行いました。全京都建築労働組合南支部や、全京都企業組合連合会、日本共産党、消費税をなくす会から11人が参加しました。
 京建労南支部の乾啓治さんは、政府が法人税の5%減税を決定した上、消費税の増税を計画していることを批判し、「国民が払った消費税は20年間で224兆円、その間、法人税の減税は208兆円に上り、消費税は法人税の減税に使われたのと同じ。これ以上、消費税が上がれば、多くの中小企業は仕事を止めるしかなくなる。大企業は利益を200兆円以上ため込んでいる。それを社会へ還元することが大切である」と訴えました。
 消費税をなくす京都の会の木下和子さんは、「消費税が10%になれば、1年間に払う消費税は一家で34万円になり、大変な負担になる。消費税は福祉のためといわれて導入されたが、社会保障は悪くなるばかり、税金は払える人が能力に合わせて払うべき」「消費税増税に反対しましょう」と呼びかけました。
 「弘法さん」に来た人たちが、次々にチラシを受け取りました。署名に応じた人は、「10%はカナンな」と話していました。(調子恵美子)